社会人の放課後

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10代の苦しみ

 

とある有名人が、10代からのメールを読んでいました。

そのメールには10代の方の苦しんでいる声が綴られていました。

応援したい気持ちと同時に共感する気持ちも生まれました。

 

なんで共感できるのかな、自分はそんな経験したかな。

と振り返ってみますね。

 

10代の方の苦しみの根源として話をされていたのは、

人間関係でした。

 

今は特に人間関係に悩んでいるわけではありません。

でもそれ以外は私と何も変わらない。

だからこそ、苦しんでいる人には救われてほしいと感じずにはいられませんでした。

よく似た私が、割と気楽に生きているから、あなたも幸せになってください。

そう願います。

 

ただ、この考え、きれいに聞こえてちょっと危険ですよね。

私にできているのだからあなたも、

なんてタブーです。

声には出さないようにしよう。

 

心の中であなたを応援しています。

 

次になんで10代の方々が悩んでいるのだろう。

と考えてみます。

 

私の考えは、10代後半って考えは大人と変わりません。

いろんなことを考えられるようになって。

頭の中の世界はとても広い。

 

でもそれを現実世界に持ち出すのが難しいですよね。

それは10代の方が未熟という意味ではなく、

金銭的な問題、家庭の問題、時間の問題、環境の問題

で実現することが難しいと思います。

 

私は社会人になって、法律に守られながら働けるようになって、

ずいぶん明るい人生になりました。

 

学生時代、金銭的な問題はもちろん大きく、自分の希望を叶えるキャパは狭かった。

脱毛もできない、矯正もできない、ネイルスクールにも通えない。

そんなことが社会人になって自分の意思決定の下、可能にすることができるように

なりました。

 

家庭的な問題も、社会人になって自分で家賃を払えるようになって

1人暮らしを始めるようになってからはずいぶん悩むことが減りました。

 

次に時間の問題。

私は部活動に入っていて、平日は朝8時半~学校、夜19時まで部活

休日は9時から17時まで部活という生活を送っていたので、

9時から17時半拘束、しかも平日のみでよし。

という社会人はコスパがとても良い。

 

あとは、似通った10代と共に過ごすことは、

楽しいこともあるけど、頼りないときもあります。

みんなが同じように学生生活を送っているけど、

ほんとは別のことに挑戦したい。

そんな希望を持っていても、周りに頼りにできる人がいなかったし、

そんな前代未聞なことを自分ができないんじゃないか。

なんて思ってました。絶対に前代未聞じゃないんですけど、

自分の現実世界の行動範囲が限られているせいで

なかなか踏み出すことができませんでした。

 

10代は大変だったな、と今振り返ると思います。

そんなこと、当時の自分に言っても何にもなりませんがね。

 

10年待てば楽になるよなんてふざけるな!

今の私を楽にしてよ!!って怒ると思います。

 

だから、10代の自分を応援するしかありません。

そして今は10代の自分をねぎらうことしかできません。

 

よく頑張ったね、自分。

実は世間って広くて、あなたが悩んでいることを受け入れてくれる

キャパがあるよ。

そして、1人でいてもいいんだよ。